いのこ野inocono

賢島対岸にある2800坪の起伏に富んだ土地には
ウバメガシの林、竹林。
そこにある昭和初めに建てられ、国登録有形文化財になった旧猪子家住宅主屋と蔵。2020年に東側に建てられ中部建築賞、三重県建築賞を受賞した、気候風土適応住宅認定のいかだ丸太の家。

いのこ野は、志摩の自然,暮らし、文化、アートを愉しみ、実践する人々が集い、発信する創造と癒しの空間です。

いのこ野の理念

いのこ野は、

「志摩という国」の歴史・文化・芸術を、将来に引き継ぐひとつの現場でありたいと考えています。

いのこ野の環境を維持し、訪れ,集う人がほっと安心でき、ハッと刺激をもらえ、愉しむことができる場所を目指しています。

志摩クリエイターズオフィスは、くらしの中で愉しむアートをいのこ野から発信していきます。

所有者竹内和彦

運営者志摩クリエイターズオフィス代表竹内千鶴

いのこ野のなまえ

命名者現代美術家 Murai Hironori氏＊(以下抜粋）

猪子家にちなんで「いのこ」と、シンプルに考えました。

今後、様々な事業がこの地で試みられ、様々な人が集い出会うことを想定した
「場としての新しい在り方」は、既成の枠組みを超えた在り方がふさわしい、
との判断でそのフレームを取っ払った結果、「野」という、
野性味あふれる一文字に突き当たりました。

大変な野心を背負った一文字ですので、この文字をしっかり立たせるためには「野」の前にかかる「猪子」をかな表記にすることでコントラストを際立たせています。

発音「いのこの」を何度か繰り返してみてください。
何だか、とても有機的で生命の鼓動を想起させるリズムを感じませんか？

猪子家住宅は国の登録有形文化財になる格式を伴なった「場」でもあります。
その格式を損なわない範囲で、同時に「親しみ」と「革新」とを盛り込み提案をさせていただきました。

＊村井啓乘｜クリエーター｜トーキョーアーツアンドスペース | 東京から新しい芸術文化を創造・発信するアートセンター (tokyoartsandspace.jp)

旧猪子家住宅洋室と台所

いかだ丸太の家土間の戸を開放

いのこ野からのお知らせ

＊いかだ丸太の家が、第53回中部建築賞住宅部門で入賞しました。

いのこ野の建物

いのこ野には3棟の木造建築物があります。壊れかけた旧猪子家住宅と蔵は改修工事で蘇りました。気候風土適応住宅認定、通称いかだ丸太の家は三重県建築賞の会長賞を受賞。
設計、建築、施工などの詳しい内容や、建築物に関するお問い合わせは↓

◇設計・・m5_architecte(エムサンクアーキテクト)一級建築事務所 www.m5archi.com

◇建築・施工・・木と土の家「東原建築工房」 kitotsuchi.life

【旧猪子家住宅主屋】

国登録有形文化財
昭和9年築
徳島県生まれの当時、安田生命保険会社名古屋支店長だった猪子彌平氏が、終の棲家としてこの土地を購入し建築。

【猪子蔵】

国登録有形文化財
昭和9年築
土壁に鎧囲い
2020年度文化庁補助外壁修理工事

【いかだ丸太の家】

平成30年度第２期サステイナブル建築物等先導事業気候風土適応型採択案件（国土交通省）

第40回三重県建築賞住宅部門会長賞
ウッドデザイン賞2021入賞

【2021/7/2】いかだ丸太の家が第40回三重県建築賞住宅部門で会長賞を受賞しました。【2021/12/4】いかだ丸太の家が、ウッドデザイン賞2021に入賞しました。

【2021/3/12】
いかだ丸太の家がHouzzツアーに掲載されました。
【2021/5/28】英語版 Houzz Tour Around the world に掲載されました。

Houzzサイトへ